2011/08/28

Arduinoタンク 周囲確認用ピラミッドミラー

前にArduinoタンクの前方にWebカメラをつけてみたのですが、前方しかカメラで確認できず(当たり前ですが)、左右・後方の確認が必要だな~と感じました。

大さじを使って周囲を撮影し、全方位カメラにしようと少し実験してみたのですが、
大さじでは像がぼやけてしまい使い物になりませんでした。

手元にある素材ではダメだったので、下記のサイトにあるようにステンレスのミラー球を使うことにしました。

そして今日、東急ハンズにミラー球を捜しに行ったわけですが、在庫がありませんでした。
わざわざ取り寄せるのも面倒なので、プランBを実行することにしました。

プランBは、鏡でピラミッドみたいな感じのものを作り真上からカメラで映す、というものです。

プランB
光り輝くピラミッド方式

これならミラー球で撮影したときに必要な球面補正など、面倒な処理をしなくてもよくなります。

ミラーピラミッドには鏡が必要なのですが、さすがにガラス製の鏡は危なくて加工したくはありません。
今回はハンズの樹脂素材コーナーにあったミラー加工のアクリル板を買ってきました。2mm厚なのである程度強度が出そうです。加工もアクリルカッターで簡単にできます。

ハサミで切れる0.5mmのミラー加工ポリカーボネイト板も気になりましたが、くみ上げたときにたわみそうだったので今回はやめておきました。(土台を作った後に貼り付ける感じにすれば、こっちのほうがキレイにできるかも)


150mm x 300mm x 2mmのアクリル板。
もっと小さいのでも良かった。。。

買い物を終えた後、早速CADソフトを使いピラミッドを作ったときに角度が45度になるような三角形(底辺:高さ=2:√2)を作成し、レーザープリンタラベル用紙に印刷してアクリル板に貼り付けました。 こうすると加工が楽になります。
裏面にシール貼り付け

表面は傷がつかないよう
マスキングテープで養生
あとはアクリルカッターで削り、1辺ずつポキポキ割っていきます。アクリルの厚さが2mmなのでそんなに苦労しませんでした。

切り出した後はピラミッド状に組んで固定していきます。アクリル用の接着剤がちょっと高かったのと今後そんなに使わなさそうだったので、ホットボンドで代用しました。
今回は隙間を埋めていく感じで使ったので、ホットボンドのほうが接着剤よりも適役だったようです。


ホットボンドで塗り固めます

ユニバーサルプレートに固定できるよう、
M3のネジをつけておきました

ホットボンドで固定した後は、余分な部分を切り取り、マスキングテープをはがします。

周囲確認用ピラミッドミラー 完成!
Webカメラでテスト撮影してみたところ、クリアな画像が得られました。
明日はこれをタンクに取り付けて、どれぐらい使えるかの実験をしてみようと思います。

ではまた。



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