私はArduino Unoを1台持っていますが、センサとArduinoを使ったものを作るときに
Ardunoが1個だけだと何かと不便です。
必要な数だけArduino Unoを購入するのも手軽な方法ですが、1台あたり3,000円するので
ちょっと考えてしまいます。
いろいろなサイトを見てみた結果、自分で互換機を作ることにしました。
メインとなるチップ ATMEGA328P−PUは、秋月電子で購入しました。1個250円ぐらいでした。Arduino化するのにはブートローダーという小さいソフトを書き込む必要があるので、AVRライターも購入。こっちは3,300円。
秋月電子のは素のチップですが、スイッチサイエンスでブートローダー書き込み済みのものも購入できます。こっちは1つ350円。
Arduino UnoとAVRライターを使って、素のチップにブートローダを書き込みました。
(参照:DIGIらいふ)
Arduinoの素。 チップだけだとピンを間違えそう |
Arduino chip sticker label に、Arduinoのチップに貼るラベルが公開されてたので、svg形式のをInkscapeで読み込み、少し修正を加えて印刷してみました。
ラベルをペタリ |
(いちいちピン番号を数えるのは面倒でした)
次に、ブレッドボードと同じレイアウトのユニバーサル基板(80円)に実装してみました。
ICソケットを基板にハンダ付けして、Arduinoのチップは交換できるようにしてあります。
16MHzの水晶振動子を置くところがなかったので、チップの上の方に置きました。
それ以外はほとんどジャンパ線をはわせないで作成できました。
普通のユニバーサル基板だと、GNDラインなども1カ所ずつリード線などをはわせる必要があるので面倒だったのですが、ブレッドボード形式のものだとその辺は楽でした。
便利な反面、自由度は減ってしまうので、目的に応じて今までのとブレッドボード形式のものを使い分けるようにしたいと思います。
自作Arduino Uno。上の方の余白にも ピンソケットを実装して、実験しやすくする予定 |
自作Arduinoへのプログラムの書き込みは、USB-シリアル変換アダプタを使用します。
秋月電子で売っていたFT232RL USBシリアル変換モジュールを使う場合は、以下のような配線になります。
Arduino USBシリアル
Vcc USB
GND GND
RXD TXD
TXD RXD
RST DTR# (間に0.1uFのコンデンサを挟む) RST-0.1uF-DTR#
Arduino Unoに比べるといろいろと面倒ですが、やはり安く作れるのはありがたいです。
ではまた。
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