2011/01/11

冬休みの工作@Android の結果

今週の日曜日、ママチャリGPが富士スピードウェイにて開催されました。
朝はさすがに寒かったのですが、日中は快晴で、イベント自体は大成功で終わりました。

工作のほうですが、実際に出来上がったのは土曜日で、あまりテストもせずにレースに使用することになりました。

ひとまず実装した機能のまとめ:

送信側(自転車のかごに取り付ける側)の機能:
Androidのサービス機能を使い、1分間隔でGPS信号を取得し、現在地点とバッテリーの残量、現在時刻をSDカードに保存します。
登録してある番号からSMSがきたら、自動返信で現在地点とバッテリーの情報を返信します。

受信側(ピット側)の機能:
Mobile Atrasを使用してあらかじめ作成しておいた富士スピードウェイの地図画像上に、
送信側から送ってきた座標をプロットします。
「更新」ボタンを押すと、送信側にSMSを送って最新情報を返信するよう依頼します。

運用結果:
ある程度動作し、ピットロードで長い間待ち続けることは少なくなりました。
ただ、トラブルもあったので備忘録として書いておきます。
1. 電波の問題
  富士スピードウェイでは、電波強度が安定せず、アンテナが全部立ったり全部立たなかったりと、通信状態が不安定でした。今回のシステムでは、両端末とも電波の状態が安定していることを前提として作っていたので、更新ボタンを押しても返答が無い、というのが何回かありました。(送信側に再送処理をつけていませんでした)

2.SMS送信の上限数
 今回のシステムでは、送信側はSMSを同じ宛先(受信側)に繰り返し送信するものでした。AndroidはSMSを同じ相手に大量に送ると、確認ダイアログが出てユーザの操作待ちになるようです(今回は100件送った時点で自動送信ができなくなりました)。


今回はSMS送信の上限数がクリティカルな問題となりました。
レース後半にSMS送信の上限数に引っかかったため、後半は今までと同じようにピットで長い間待つことになりました。これは迷惑メール等の送信防止用の機能だと思うので、解除することはできなさそうな感じがします。。



他のチームをみると、トランシーバで通信しているところが結構ありました。
来年はトランシーバをつけるか、飲食店にある無線式の呼び鈴的なものをつけようかなと思います(最終コーナーに入ったら呼び鈴を押してピットに通知)。
また、トランシーバを改造して、GPSの情報をモールス信号みたいな感じで送りつづけるのもおもしろいかなと思ってたりもします。こっちは電子工作の範囲ですかね。。


なにはともあれ、 ママチャリGPはおもしろかったです。

ではまた。

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